菅原道真公母君の御廟と伝わる石造五輪塔で、4メートルを超える巨大なものである。
元は、隣接する北野天満宮の三の鳥居西側(現在の伴氏社の場所)に位置し、洛中洛外図などにもよく描かれているが、明治の廃仏毀釈で当寺に移されてきた。
古来より忌明に、この塔に参詣する風習があり忌明塔とも称される。