崇光天皇は、激動の時代である南北朝時代の北朝第3代の天皇であり、宸翰とは、天皇自筆の書状のことである。
崇光天皇は一時期、南朝によって吉野に幽閉されており、この宸翰はその頃のもので、思い通り行かぬ旨を綴られおり大変貴重である。